- 平成13 (2001)年 8月
- 椿油の製造販売を開始
- 同年11月
- 化粧品製造許可を受ける
- 平成14 (2002)年 3月
- 東京都中小企業新製品・新技術開発助成事業の認定を受ける
- 平成17 (2005)年 3月
- 本社を現在地に移転
- 同年8月
- 工場を現在地に移転
- 平成18 (2006)年 1月
- 東京事務所を開設
- 同年4月
- 北海道薬科大学・静岡県立大学と協働し、椿油に関する研究体制が整う
- 同年6月
- 資本金を19,935千円に変更
- 同年7月
- 椿の育林・椿種の開発のための接ぎ木と苗床作りを開始
- 同年9月
-
日本発の椿がヨーロッパで一大文化を築いた歴史を広めたい思いで、伊豆大島にてオペラ「椿姫」の上演を開始。
*弊社の芸術活動についてはこちらをご覧ください
- 同年11月
- 資本金を23,120千円に変更
- 同年11月
- 化粧品製造販売業許可更新
- 平成19 (2007)年2月
- 日本ツバキ協会の「椿サミット」が大島で開催。株式会社椿がメインスポンサーの指名を受ける
- 同年2月
- 芸術活動の一環として、椿弦楽四重奏団を設立
- 同年3月
- 化粧品原料基準が変更。ヤブツバキを使用した商品以外には「ツバキ油」の成分表示ができなくなった
- 同年4月
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農家の協力を得て、椿育成を開始
- 同年5月
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『家庭画報』(世界文化社)の通販誌での販売を皮切りに、新商品「ヘアケアミスト」(現在の「椿のミスト」)が販売開始
- 同年5月
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大島産原料のみを使用するご当地産品「大島産15ml」が、大島町の優良特産品認証を取得
- 同年10月
- 椿油の精製装置が特許を取得(第4024011号)
- 同年11月
- 東京事務所を東京支店に昇格 資本金を26,270千円に変更
- 平成20 (2008)年3月
- 尾川武雄氏と協力しながら、椿の大木接ぎの研究*を開始
*大木接ぎ木:種が多くとれる優れた個体を、早いうちに親木として成長させること。親木になると、植樹で島内にも広めていくことができます。
- 平成21 (2009)年7月
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Japoneiraシリーズ「生の椿油」50ml / 15mlの販売開始
- 同年7月
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芸術活動の一環として、宮沢賢治が考案・製作した、弦楽四重奏用譜面台のレプリカを作成し、宮沢賢治記念館に寄贈
- 同年9月
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椿油に関する研究結果や、使い方などをまとめた『生の椿油の教科書』を、販売店舗様やセラピスト様向けに上梓
- 同年9月
- 接ぎ木苗の移植実験を開始。大木接ぎ木でうまくいかなかったもの(成長しなかったもの)は、再度接ぎ木をして、常時200本程度を確保する体制に
*接ぎ木や苗木の育成に際しては利島椿研究会様との協力体制が進み、穂木の採取・提供、親木の種から採取できる油量測定のための種の採取・提供をいただきました。
- 平成22 (2010)年3月
- 国際椿会議(国際椿協会主催)が福岡県久留米市で開催され、弊社代表取締役日原および産場長福井が椿油について講演
- 同年4月
- 城西大学と連携し、関教授の研究室協力による研究がスタート
- 同年4月
- 椿の花からの香り成分の抽出や活用をめざし、独立行政法人花き研究所との共同研究がスタート
- 同年4月
- 静岡県立大学の協力による椿油の搾りかすの有効成分抽出への取り組みがスタート
- 平成23 (2011)年3月
- 芸術活動の一環として19日に予定していた大谷康子ヴァイオリンコンサートを、東北大震災のチャリティコンサートに変更して実施。義援金は花巻商工会議所を通じて花巻市に寄贈
また、気仙沼大島の椿油農家様へ、弊社の中古搾油機を寄贈
- 同年10月
- 弊社産品「三百つばき」がカタログハウス社『通販生活』化粧品部門で売上第1位を獲得
- 同年11月
- 食用油販売を視野に入れたバーティカル搾油機と、界面活性剤を使用しない椿油の分散を目的としたエマルジョナイザーを導入
*これまでのスクリュー式搾油機に比べて熱の発生が少ないので、原料が変質しにくく、当社の生命線である椿油の品質が向上しました。
- 平成24 (2012)年1月
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ネイルケアの販売を開始
- 同年5月
- 気仙沼復興支援チャリティコンサートを行い、義援金および椿苗を気仙沼大島の椿農家様へ寄贈
- 同年7月
- 農地法3条の許可を取得
*本格的に農業活動を開始する記念すべき年となりました。
- 平成25 (2013)年5月
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カタログハウス社の通信販売を皮切りに、食用椿油「美食同源®」が販売開始
- 同年7月
- 農業経営改善計画認定を取得
- 同年7月
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シャボンの販売を開始
- 同年10月
- 種の洗浄・乾燥機を導入
*歩溜り・品質ともに向上しました。
- 平成26 (2014)年1月
- 日本椿協会誌『椿』第52号に、弊社産場長福井執筆の論文「椿油の規格・基準について」が掲載
- 同年2月
- 三重県の椿神社様より、伊豆大島の復興祈願として境内のヤブツバキの枝を賜る *境内から外へ出すのは初めてだそうで、大変光栄なことです。自社農場にて接ぎ木し、今も順調に成長中です。
- 同年3月
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国際椿協会主催の椿見学ツアーでポルトガル、ポルトのCasa de Campo Bel 伯爵邸の400年椿に出会う。見事なヤブ椿で、案内して頂いたマルタ伯爵夫人に、ヤブ椿の故郷、伊豆大島から来たと云ったら、伯爵夫人から接ぎ木用に門外不出の400年椿の枝を頂く。 先祖から語り継がれて来た話によると、日本から帆船で帰って来た船員が持ち帰ったお茶の木の種を植えたら一本だけにょきにょき育って育つに任せたらこのような大木になったとの事。
- 同年12月
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これまで試験開発を主目的に栽培していた農産物(苗類)の販売を開始
*今回販売を開始した苗「夢待桜」は、お正月頃に満開になるおめでたい桜です。伊豆大島の尾川武雄氏の作出品種です。
- 平成27 (2015)年3月
- 前年マルタ伯爵夫人から頂いた苗が根付かなかったので再度伯爵邸を訪問した。東・ポルトガル全権大使、ポルト副市長、ポルトガル椿協会会長立ち会いのもと持参した伊豆大島のヤブ椿と交換式をする。
- 同年4月
- 新圧搾式搾油機を開発
*これまでよりも安全性・生産性に優れています。
- 同年9月
- 芸術活動の一環として、伊勢神宮にて古典四重奏団による「宮沢賢治作詞作曲『星めぐりの歌』による弦楽四重奏曲」の奉納演奏を実施
- 同年10月
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長年、椿に関する農業活動にご協力いただいている、伊豆大島の桜椿園の尾川武雄氏の研究成果をまとめた書籍『ジャポネイラ~伊豆大島からの椿の発信~』を出版
*椿研究家として日本の第一人者である尾川氏の貴重な研究成果を後世に残していきたいと思います。
- 同年11月
- 農林水産省管轄の6次産業化優良事例表彰において「食料産業局長賞」を受賞
- 平成28 (2016)年3月
- 国際椿サミットが中国・大理で開催され、申請を働きかけた大島支庁様の「都立大島公園椿園」・大島高校様の「都立大島高等学校椿園」・椿花ガーデン様の「椿花ガーデン」が3園とも国際優秀椿園に認定される
- 同年3月
- ポルト市長、東大使、ポルトガル・エジュアルダ椿協会会長、立ち合いの下伊豆大島の小学生の描いた椿の絵とポルトの小学生が描いた椿の絵の展示会をポルト市庁舎で行う。マルタ伯爵夫人には見事に400年椿が弊社農園で根付いたことを報告。
- 同年3月
- ポルトガルにある推定樹齢400年の椿について、いつごろ、どのようにポルトガルに渡ったのか調査を行った。明確な資料は発見できていないが、ポルトでは椿のことを「Japoneria」(=日本からやって来たもの)と方言として語り継がれていて、250年前カメリア・ジャポニカと名前が付けられる前から付けられている名前だと推測される。
- 同年6月
- 国際優秀椿園申請に協力してくださった熊本大学の田中研究室が、4月の大震災で被災され、チャリティコンサートや農産物の紹介を行う